TOEIC®リスニング対策!解き方や勉強法をご紹介

スキルアップ
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「TOEIC®のリスニングが、早すぎて聞き取れない!」

「Part3と4は、長くて内容が頭に入ってこない」

このように感じる方も多いのではないでしょうか?

しかし、TOEIC®のリスニングはリーディングと比較しても点数が取りやすく、TOEIC®の点数を伸ばすためにはリスニングの勉強が欠かせません。

今回は点数が伸び悩んでいるあなたへ、2ヶ月でリスニングを75点伸ばした、TOEIC®リスニング対策勉強法や解き方のコツをご紹介していきます!

TOEIC ®リスニングの問題形式

リスニングテストは、100問を約45分間かけて解きます。100問は4つのセクションにわかれています。

Part1写真描写問題6問
Part2応答問題25問
Part3会話問題39問
Part4説明文問題30問

Part1 写真描写問題

4つの短い文章が流れます。その4つの中から、テスト問題にある写真に最も合う文章を1つ選ぶ問題です。文章はとても短いため、だいたいは単語の意味さえ分かれば解くことが可能です。

しかしひっかけ問題として、発音で惑わせてくる問題出てくる場合があります。(workとwalkなど)

Part2 応答問題

1つの質問と、それに対する回答が3つ流れます。3つの中から最も質問に合う回答を選ぶ問題です。

ひとつ注意が必要なのが、質問と回答はテスト問題に印刷されていません。また、質問と回答はそれぞれ1回ずつしか流れないため、集中して聞いておく必要があります。

Part3 会話問題

2人または3人の会話が流れます。テスト問題には、質問とそれに対する回答が4つ書かれており、4つの中から最も適切な答えを選ぶ問題です。1つの会話につき、3つの問題があります。

またこの問題も、会話はテスト問題に印刷されておらず、1回しか流れません。

Part4 説明文問題

なにかお店のアナウンスなど、長い文章が流れます。テスト問題には、質問とそれに対する回答が4つ書かれており、4つの中から最も適切な答えを選ぶ問題です。流れる音声が会話でない点以外、形式としてはPart3と同じです。

またこの問題も、長文はテスト問題に印刷されておらず、流れるのは1回のみです。

TOEIC® リスニング勉強方法

リスニングは対策をすればしっかりと、点数を獲得することができます。

まずは一度解いて、実力を知る

自分の今の実力を知るために、一度リスニング問題を解いてみましょう。問題は、最新の公式問題集「公式TOEIC Listening & Reading問題集11」がおすすめです!

TOEIC®の問題難易度は変化しています。そのため、現在の傾向や難易度に近い、最新の問題集を使うことで、より本番に近いテストを体験することができます。

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重要なのは、本番と同様に中断することなく、一度に解いてみることです!そのため、時間をキチンと確保し、集中できるようにスマホの通知などはOFFにしておきましょう。

また解いた後採点をし、どの問題ができなかったのか、なぜ解けなかったのかを確認し、弱点を知りましょう。そうすることで、今後どのように勉強をするべきか理解することができます。

単語の習得

単語が分からなければ、聞き取ることができません。

部分的な単語も聞き取れず、ほとんど何を言っているのか、何のテーマで話しているのかわからなかった方は、まず単語から習得しましょう。

単語学習時のポイントは、正しい音声を聞きながら、自分でも発音の発声練習をすることです。正しい発音を知らなければ、リスニングで流れても単語が一致せず理解することができません。

今回は、音声ダウンロードにも対応したおすすめの教材をご紹介!

TOEIC®500点を目指したい方

まず、500点を目指したい方は、「TOEIC L&R TEST初心者特急パート1・2 新形式対応」がおすすめです。

リスニングは、リーディングセクションよりも簡単な単語が使われることが多いです。そのため、リスニングパートに特化した単語の参考書を使用しましょう。また、Part1&2は比較的点数が取りやすいため、最初は重点的に勉強を進めてみてください。

1,000円以下で購入でき、持ち運ぶにもちょうどいいサイズです。

TOEIC®600点以上を目指したい方

600点以上を目指す方には、「TOEIC L&R TEST 出る単特急金のフレーズ」、通称「金フレ」がおすすめです。

TOEIC®学習者に最も人気な単語本となっており、600点から990点の単語約1000語が収録されています。目標点数が取れるまで、きっとあなたの強い味方になります。

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リスニング問題をじっくり読む

「ところどころは理解できるけど、わからない単語・文法がある」という方は、一度リスニングの音声、また問題文章をじっくりと読みましょう。

この時、大切なことはわからない単語・文法を確認しながら読み、理解することです。公式問題集には解説が付いていますが、自身で調べることで他の意味や例文を確認でき、身につきやすいです。また、覚えられていない場合は単語が出てくるたびに調べることで、記憶に残りやすくなります。

リスニング問題を音読する

リスニング問題では聴覚的に聞くことしかできず、見ることができません。そのため単語のスペルを覚えていても、発音が分からなければ、リスニング問題で出てきた時に単語を理解することができません。

そのため、自分自身で音読し、アウトプットすることが大切です。この時、間違った発音で覚えないよう、きちんと正しい音声を聞いた後に音読しましょう。音読は一度だけでなく、詰まらず読めるようになるまで繰り返しましょう。

リスニング問題をシャドーイングする

音読に慣れてきたら、シャドーイングをしてみましょう。

シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら、1~2語遅れて復唱する英語の勉強法です。

最初はスピードに追い付くのが大変だと思うので、その場合は0.75倍速などから始めましょう。ただ音声を追いかけるだけでなく、きちんと意味を理解しながらシャドーイングするのがポイント。

リスニング問題を音声1.2倍速で解いてみる

リスニングが350点を超えている方など、さらなる高得点を目指している方は、リスニング音声を1.2倍速で聞いてみましょう。普段から1.2倍速で聞くことで、本番の音声がゆっくりに聞こえ解きやすくなります。

わたしも2ヶ月でリスニング75点伸ばした時は、この方法を使いました!

リスニング問題を解くときのコツ

ここからは解くときのコツやポイントをご紹介します。

文房具の選び方

マークシートを塗りつぶすのは意外と時間がかかります。しかしTOEIC®は時間との勝負なため、その時間が点数にかかわります。

芯が太く素早く塗りつぶせる、マークシート用シャーペンがおすすめです。わたしはこちらを、学生のころからずっと愛用しています。セットの消しゴムも、マークシート用で薄い設計になっているため、他の回答を消してしまう心配がありません。

Part1の解き方のコツ

最初、リスニング問題とPart1の説明についての音声が流れます。

この説明の時間に、Part1の1~6問目の写真すべてに目を通しましょう。

また、余裕がある方は、出題されそうな箇所の英語を頭の中で描いてみてください。人物が何をしているのか、どんな人がいるか、目立つものがないかを確認してみましょう。そして音声が流れ始めたら1問目に戻って、集中して聴いてください。

重要なことは、時々ひっかけ問題がありますが、惑わされず次の問の音声が始まったら、もう考えないでください。次の問題に引きずった場合、せっかく正解できる問題も聞き逃してしまいます。リスニングは一度しか聞くことができないため、わからなければ一番適当なものを選んでください。

Part2の解き方のコツ

Part1と同じように、最初はPart2の説明音声が流れます。

Part2は、テスト問題になにも印刷されていないため、問題についての情報は何もありません。そのため、説明の時間はPart1からの頭の切り替えに時間を使いましょう。

また問題を解く際のおすすめは、ペン先を現在聞いている問題番号の部分に置いておくことです。

Part1では3つの選択肢が音声で流れます。そのため選択肢1が流れているときは、マークシートの①、もし①が100%解答ではない場合は、マークシートの➁にペン先を置き、すぐ塗りつぶしができるよう、ペン先を置いておきましょう。

また、解答が疑わしい場合は塗りつぶさずに、該当の番号にペン先を置いておくと、どの選択肢と迷っているか、忘れないのでおすすめです。すべて聞いてから、消去法で回答する番号を決めましょう。

Part3の解き方のコツ

Part3も同様、説明の音声が流れます。この時に、1問目の設問を読んでおきましょう。(先読みと言います。)

読むときのポイントはこちらです。

  • 質問文:5W1Hに注目する
  • 回答文:誰が何をするか

質問文の5W1Hを確認しておけば、どのような点に注意して聞けば良いかを判断することができます。

また、Part3は会話文なため複数の人が登場します。そのため回答文では、だれが何をするかをポイントに確認しておくことがおすすめです。

また問題を解く際、視点はテスト問題文に置いておき、耳で集中して音声を聞きましょう選択肢にある単語が出てくることが非常に多いです。しかしひっかけの場合もあるため注意が必要ですが、満点を目指していない場合はこの解き方でもOK。

また、会話の後はテスト問題文が読み上げられますが、すべて聞く必要がないため、回答が終わったら次の設問を先読みしましょう

Part4の解き方のコツ

Part4も説明の音声が流れますので、Part3の回答が終わっていたら、1問目の設問を先読みしましょう。

Part4の先読みでは、どのようなシチュエーションの文章か読み取っておくことが大事です。事前に場面が想像できるだけで、聞きとりやすくなります。

解く際のコツは、Part3と同様で視点はテスト問題文に置いておきましょう。また、回答が終わったら、ひたすら先読み!

わからない問題があっても、次の音声が始まったら解くことをやめて、次の設問に集中しましょう。

TOEICの点数を伸ばしたいならリスニングを伸ばすべし!

TOEICでは平均スコアが公開されていますが、リーディングよりリスニングが約50点上回っています

リーディング平均点数292.5
リスニング平均点数341.6
2024/10/12午後スコア https://www.iibc-global.org/toeic/official_data.html

リスニングのほうが、十分に点数が狙えますので、しっかり対策をして本番に挑みましょう。

TOEICの点数を伸ばすには、あきらめない努力が大切です。点数が伸び悩む時期もあると思いますが、勉強を続けていればいつか実る日が来るはずです。

これを見ているあなたが、目標点数を獲得できるよう応援しています!

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